ペット税の導入は歓迎すべき?

先日、ヤフーのニュースでペット税導入に関する記事が掲載されていました。

   
犬や猫などの飼い主に税金をかける「ペット税」構想が民主党内で急浮上している。ペットを無責任に捨てる飼い主に動物愛護の自覚を促すのが目的だが、税収 が保健所の「殺処分に使われる」との誤解が広がり、党本部に抗議が殺到する事態に。一方で具体的な制度設計はまったく進んでおらず、単なる"空騒ぎ"に終 わる可能性も高い。

 民主党税制改正プロジェクトチーム(PT)は、平成23年度税制改正に関する提言に「ペットの無責任な放棄を行政が費用負担する負の連鎖に手を打つ」と して、ペット税の導入を盛り込んだ。だが、事前の根回し不足から党内外で情報が錯綜(さくそう)。民主党は"殺処分財源"を否定しているが、一部議員から は「事務所にクレームが来た」などとの不満が出ている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101203-00000089-san-pol



状況としては、かけ声だけで政策の中身が伴っておらず、うやむやになってしまいそうです。

ただ、個人的にはペット税という発想には賛成です。無責任な飼い主を減らすことにつながる可能性が大だからです。

ペット税というのはヨーロッパの国々で導入されてます。最も制度が進んでいるドイツでは、ペットを飼うための条件も厳しくすることで、犬の殺処分をゼロにしています。

ドイツでは飼い主がやむえない事情で飼えなくなった犬を保護するシェルターがあり、引き取り主が現れなければ、死ぬまで、そこで暮らすことができます。ペット税が運営費に充てられています。

数年前、このことを初めて知ったときには、日本も同じようにすればいいのにと痛感したことがあります。

もちろん、ペット税を導入するだけで、問題が全て解決するわけではありません。実際、無責任に捨ててしまう飼い主の大半はペットブームに乗って、高額なお金を出してペットショップで犬を購入するようなタイプです。

ペット税は、その名の通り税金ですから、金銭的に大きな負担になる額になるとは思えません。そのため、無責任な人ほど何も感じないかもしれません。

でも、税金がかかるということで、国民の認識が変わり、それが抑止力となる可能性もあります。また徴収した税をドイツのように動物保護に利用することで、更なる状況改善が期待出来ます。

日本では約30万匹近い犬と猫が殺処分されています。ペット税は、この悲惨な状況を変えるための1つの手段になる可能性があります。

それだけに政治家には、適当な対応をせずに真剣に向かい合うことを期待します。また、出来ればペット税は一般財源にはせず、動物愛護に使ってほしいですね。